畑の土作りを長期で計画する
初夏も近づき、ここから梅雨までの間が畑の土壌改良をする良い機会と思います。
さて土壌改良というと、「栄養を足す」と思われる事が多いようです。
ただ、一度土壌に入れた物は簡単に減らせず、取り出す事は困難です。
そして、土壌の栄養が多すぎると病害の原因にもなりやすい為、無計画に足し続けるのは結構危険な事と思っています。
土作りは長期的に考えたい
私の考える理想的な土作り・土壌改良とは、「年々良くなる」と思います。
そのためには単年度で考えるのではなく、長期的な計画と目標を立てるべきでしょう。
排水性・保水性が良く、微生物性が良好で、連作障害にも強い。
そんな土壌を完成させる(中・長期目標)為に、今年どうするか(短期目標)。
という事で、今年もメインで入れる資材はいつもの「乳酸菌もみがらぼかし」です。
・籾殻と米ぬかを完全に発酵させてあり、土の中で腐食する心配が無く
・籾殻の小さな穴だらけの構造が必要な水分だけを蓄え
・発酵して増殖した有用微生物群がたっぷり含まれ
・過剰に入れても害は出にくい
そんな資材を毎年数回手作りして、どんどんと良い土壌にするべく畑にすき込んでいきます。
来年、もっと良い作物を作る為に(^^)