土壌の分析は自ら行おう!
前回の記事で、マルチシートの不要論を書きましたが・・・
その理由として、最も大きいのが「土の状態を判別出来ない」だと思います。
ただでさえ見えない土の中。
シートを被せ、収穫完了まで蓋をしてしまえば、土の中がどうなっているのか、全く知る術が無くなります。
水をあげたらどうなるのか、どこまで浸透して、どこで貯まるのか。
病気などのトラブルがあったとき、土の中はどうなっているのか。
蓋をしてしまえば増々わかりませんものね。
土の分析は自らの五感で行う
師匠からは、「問題が出たら、必ず土を掘ってみる事」と教えられています。
これを習慣化せよと。
どこに水が溜まっていて、その水がどんな状態なのか、どんな味と臭いがするのか。
土は手で触ったらどうなっているのか。
五感をフルに使って、土の状態を確認するべしとの教えです。
決して、PFメーターや水分計などの機械にだけ頼らず、己の感覚をも磨いていきなさいという事でしょう。
そして、その確認や五感での判断は、やはりマルチで覆っていては出来ない事!ですね(^^)