2月末のニンニク圃場チェック

2月も末、そろそろ春の匂いを感じる頃・・のはずなんですが、最強寒波が来たりしてなんだか寒い日が続く2025年です。

暖かくなってくれば、ニンニクも一気に生育が進むので、今のうちに状態をチェックして、やることを確認しておきましょう。

中耕・堆肥散布の効果はどうか?

今期は、試験的に管理方法を3種類にわけています。

①除草のみ、何もしない
②条間を中耕し、乳酸菌もみがらぼかしを散布
③条間を中耕し、植物性の完熟堆肥を散布

②と③は、特に厚く散布・撹拌した箇所も作ってあります。

作業をするコスト・資材のコスト、それに見合う成果があるかどうか。

バランスを見たい感じです。

差が出るのは4月以降と思いますが、数ヶ月経過した時点で見比べて見ましょうか。

①除草のみ、何もしない畝

要するに、土が固いままですね。

水分の浸透も悪いし、好気性になりにくいのも問題かと。

ただ、現時点で目立つほどの悪影響は感じません。

②条間を中耕し、乳酸菌もみがらぼかしを散布

いつもの自作ぼかしをたっぷりとすき込んであります。

数ヶ月経過しても、土はサラサラとした感じを維持しています。

春先、雨が増えても維持できればよいのですが。

畝の先端部、20株分程度だけかなり厚く散布してあります。

③条間を中耕し、植物性の完熟堆肥を散布

今期から使い始めた完熟堆肥、スーパー響土。

こちらも、②と全く同じように散布しています。

そうしないと比較試験にならないですからね。

 

どうですかね?

①②③と、大きな差は無いと思いますが、①は多少小ぶりな感じはします。

葉も茎も細いというか。

このまま差が広がるかどうか見ものです。

あとは、②と③で差が出るかどうか。

金銭コストは③のほうが圧倒的に大きいですが、時間コストは②のほうが大きい。

同程度の効果が出たときに、どちらを選ぶかは悩みどころになりそうです(^_^;)