押入れ用除湿機・センタックを修理する

2023年2月5日

長年、色々な用途で活躍してきた押入れ用除湿機のセンタック。

もとは通販生活で購入し、湿気がちな押入れ用として使っていたのですが、初期のにんにく乾燥機に活用したり、下駄箱で使ったりと、コンパクトさゆえに便利なやつでした。

そんな大活躍の除湿機くん。急にファンが回らなくなってしまったのです。

買い替えても良いのですが、せっかくだから修理してみました。

ファンの仕様と型番を調べて交換品を購入する

この除湿機は、ペルチェ式というシンプルな構造ですので、分解するのも簡単です。

で、バラしてファンを取り出してみました。

型番から調べると、多分このファンを使っています。

Adda 8025 ad0812us-a70gl 12 V 0.3 A 2ワイヤ冷却ファン
General

交換すれば・・と思ったのですが、約8000円。

除湿機が9000円ですので、それなら買い替えた方が良い。

でもそれじゃ面白くないので、ファンの仕様を確認。

多分下記ページがメーカーの公式じゃないかな?

AD0812US-A70GL-LF

ファンの外形は一般的な80mm角。厚さは25mm。

さらに、電圧・電流・風量などをチェックして、ほぼ同等の安い国産のファンを探します。

で、見つけたのがSanACE 標準DCファン。

モノタロウ:SanACE 標準DCファン

約3000円。これぐらいなら許容範囲でしょう。

ファンを交換する

新しいファンが届きました。

まず最初に、本当に動くかを確認します。

配線だけ繋ぎ変えて、動作チェック。

スイッチのオン・オフで、ちゃんと動作しました。

だいたい同じ風量のファンを選んでいるので、そこは気にせず作業を進めます。

新しいファンを組み付けていくだけなのですが、新旧のファンで四隅の形状が少し違ってて、干渉がちょっと出てしまいました。

まぁ、あたるところをカットすればいいだけなので問題なし。

ついでに、ホコリまみれの内部も清掃しながら組み付けていきます。

全部組み立て直して、終了。

所要時間は小一時間ほど。

こういうちょっとした修理で済む家電製品って、結構多いです。

ちっちゃいスイッチ一個が壊れただけとか、接触不良とか・・・

最低限の知識と技術、そして度胸とやる気さえあれば、わりと直せちゃうもんです。

それに修理って最高に楽しいですしね(^^)