4mmのドリルガイドで3mm以下の穴を開ける

2022年1月21日

手持ちのドリルやインパクトで、垂直に穴を開けるのは非常に難しいです。

そこで、ドリルガイドと呼ばれる治具がある訳です。

スタンド式のゴツいヤツや。

シンプルに穴だけあいているヤツ。

種類も金額もピンキリです。

そんな中で私が愛用しているのが、SK11製の木工用ドリルガイド。

平面・角・丸棒へのガイドができ、4mm~12mmの穴径で使え、そして安い。

色々な場面で活躍しています。

・・が、一番細いガイドが4mmで、3mm以下が付いていないのですよね。

でも、どうしても3mmの穴を垂直に開ける必要があり、どうにかコストを掛けずに対応する方法が無いか考えてみました。

ドリルガイドの中に真鍮パイプを入れる

4mmのガイドは、要するに4mmの穴が開いている訳です。

それを3mmにしたいので、外径4mm・内径3mmのパイプを4mmのドリルガイドに入れればいけそうかな?と思い、やってみる事に。

そのサイズのパイプは、真鍮かステンレスのパイプがホームセンターで売っています。

外径が4mmで、肉厚が0,5mmなら、内径が3mmになります。

これを、ドリルガイドに入れて、少し長めにカット。

真鍮なら、頑張ればカッターや目の細かいノコギリで切れるかと思います。

ニッパーは潰れるのでダメです。

もしくは、塩ビや単管パイプのDIYで使っているパイプカッターがあれば、簡単です。
(パイプカッターにも切れるサイズがあるので、そこはご注意を)

切った後、キレイにバリを取り、ドリルガイドに挿入。

ほんの少しガタがありましたが、許容範囲内でした。

実際使ってみたところ、バッチリ垂直の穴あけが出来たので、満足!

これを応用すれば、2mmでも1mmでも、ドリルガイドを自作できそうです。

2mmなら、今回作ったパイプの内側へさらに外径3mm・内径2mmのパイプを二重に入れるか。

もしくは、外径4mm・内径2mm(肉厚1mm)のパイプを入れてもいいでしょう。

こういった、作業の効率化を図る道具を作るのは、とっても楽しいものです(^^)

お金を掛けず、知恵と工夫で乗り切る事こそ、醍醐味ですねー!