4mmのドリルガイドで3mm以下の穴を開ける
手持ちのドリルやインパクトで、垂直に穴を開けるのは非常に難しいです。
そこで、ドリルガイドと呼ばれる治具がある訳です。
スタンド式のゴツいヤツや。
シンプルに穴だけあいているヤツ。
種類も金額もピンキリです。
そんな中で私が愛用しているのが、SK11製の木工用ドリルガイド。
平面・角・丸棒へのガイドができ、4mm~12mmの穴径で使え、そして安い。
色々な場面で活躍しています。
・・が、一番細いガイドが4mmで、3mm以下が付いていないのですよね。
でも、どうしても3mmの穴を垂直に開ける必要があり、どうにかコストを掛けずに対応する方法が無いか考えてみました。
ドリルガイドの中に真鍮パイプを入れる
4mmのガイドは、要するに4mmの穴が開いている訳です。
それを3mmにしたいので、外径4mm・内径3mmのパイプを4mmのドリルガイドに入れればいけそうかな?と思い、やってみる事に。
そのサイズのパイプは、真鍮かステンレスのパイプがホームセンターで売っています。
外径が4mmで、肉厚が0,5mmなら、内径が3mmになります。
これを、ドリルガイドに入れて、少し長めにカット。
真鍮なら、頑張ればカッターや目の細かいノコギリで切れるかと思います。
ニッパーは潰れるのでダメです。
もしくは、塩ビや単管パイプのDIYで使っているパイプカッターがあれば、簡単です。
(パイプカッターにも切れるサイズがあるので、そこはご注意を)
切った後、キレイにバリを取り、ドリルガイドに挿入。
ほんの少しガタがありましたが、許容範囲内でした。
実際使ってみたところ、バッチリ垂直の穴あけが出来たので、満足!
これを応用すれば、2mmでも1mmでも、ドリルガイドを自作できそうです。
2mmなら、今回作ったパイプの内側へさらに外径3mm・内径2mmのパイプを二重に入れるか。
もしくは、外径4mm・内径2mm(肉厚1mm)のパイプを入れてもいいでしょう。
こういった、作業の効率化を図る道具を作るのは、とっても楽しいものです(^^)
お金を掛けず、知恵と工夫で乗り切る事こそ、醍醐味ですねー!