丈夫でコスパの良いパイプ小屋を自作する(9)-継手をビスで固定する-
<前回まで>
・税金も申請も不要な農作業小屋をパイプで自作する
・柱に重量ブロックの重りを固定する
・重量ブロック部を土中に埋めて、同じ高さで柱を8本垂直に立てる
・横梁用のパイプの取り付け
・屋根の取り付けと横梁用パイプの修正
・ビニール固定用のビニペットをパイプに固定する(側面のみ)
・屋根の末端処理
・妻面の作成と、窓枠とドアの作成
<今回>
・継手をタッピングビスで固定して強度を上げる。フレームの完成。
継手をタッピングビスで固定する
パイプ小屋のフレームは全て組み上がりましたが、まだ仮組みです。
最初から全て固定してしまうと、遊びが無くなって後半大変になりやすいです。
微調整できる程度に固定しながら組んでいき、最後に本締めするのが良いでしょう。
クサビで固定している継手は、最後までクサビを打ち込み、ボルトで固定している継手はナットを本締めします。
そしてここからが重要!
本締めをした後に、強風対策・強度向上の為に全ての継手をタッピングビスで動かないように固定していきます。
以前にも書いてますが、4mmか5mmのタッピングビスで良いでしょう。
もう徹底的にタッピングビスを打っていきます。
インパクトドライバーがあればあっという間です(というか、無いと無理)
それでも、48mmの単管パイプはさすがに硬いですね(^_^;)
クサビで固定する継手は、クサビと本体、両方をビス止めしています。
これでクサビが緩む事も無いし、継手本体もズレません。
ドアの19mmパイプも、一本一本固定しておきます。
こうしたパイプで作る小屋やビニールハウスは、強風でフレームが歪み、そこからクサビが緩んだり継手がズレたりして倒壊に結びつきます。
ビス止めする事でそれを防ぎ、パイプ小屋全体の強度が数倍上がり、強風にも強くなる訳です。
お手軽に、低いコストで強度が上げられるので、是非やりましょう!
さぁこれで、フレームも完成です!
次回はいよいよビニール貼り、完成まであと少しですね(^^)