丈夫でコスパの良いパイプ小屋を自作する(6)-側面にビニペットを固定-
<前回まで>
・税金も申請も不要な農作業小屋をパイプで自作する
・柱に重量ブロックの重りを固定する
・重量ブロック部を土中に埋めて、同じ高さで柱を8本垂直に立てる
・横梁用のパイプの取り付け
・屋根の取り付けと横梁用パイプの修正
<今回>
・ビニール固定用のビニペットをパイプに固定する(側面のみ)
ビニールを何で固定するか
ビニールハウスで使われるビニールには、大きく2種類あります。
<農PO>
・あまり伸びない
・耐久性が高い
・穴が空いても広がりにくい
・固定はスプリング
<農ビ>
・よく伸びる
・耐久性が農POより低い
・穴が空くと一気に避ける危険有り
・固定はマイカ線とパッカー
今回の小屋は、屋根と壁を別々でフィルム張りするのと、通年で張りっぱなしにする都合上、農POを使う事にします。
ビニールの固定方法もそれぞれ別で、農POだと波型のスプリングで固定します。
このスプリング固定用のレールを取り付けていきます。
各社から出ていますが、こういう長物はネットで買うと送料が大変な事になりがちなのと、足りないときに追加しやすいよう、近隣で購入できるお店を探しておきます。
一番近いホームセンターには無し。小さい園芸店では在庫数本だったのと高い。という事でちょっと遠いけど、静岡県民憩いのDIY御用達ホームセンター、ジャンボエンチョーで購入しています。
ジャンボエンチョーに置いてあったのは、商品名「ビニペット」。
一番メジャーなやつらしいです。
ビニペットをパイプに固定する
ビニペットをパイプに固定する継手は、種類が結構豊富にあります。
パイプと平行に止めるなら平行ジョイント。
直角ならパイプジョイントとか。
ビニペット同士をT字に止めるなら、Tジョイント。
これらを使って止めると、こんな感じに。
パイプ小屋の側面側に、ビニペットを取り付けていきました。
両端の48mm単管パイプとは平行ジョイントで。
横手側との接続はT型ジョイントを使い、48mm単管パイプと交差するところはパイプジョイントで固定。
ビニペット自体の強度はあまり期待出来ないので、つけたい場所に固定します。
どの程度の間隔が必要かわからないので、足りなければ後で追加すればいいやと、側面はぐるっと外周のみビニペットを取り付けました。
片側の側面が終わったら、反対側もビニペットの取り付け。
妻面・裏面はまだドアなどが完成していないので、ひとまずここまで。
次回は屋根の末端処理をして、屋根の完成までの予定です。