1月・冬季のニンニク管理
まだまだ寒い日が続きますね
春が待ち遠しいです
・・が、ニンニク栽培的には寒さが重要だったりしますので、あんまり暖冬でも困っちゃいます。
このまま温暖化が進んでいくと、各地で従来のままの栽培方法が通用しなくなったり、栽培種自体の見直しとかが必要になってくるのでしょうね。
常に情報と経験のアップデートが必要です。
でも、最低限やっておかねばならない事はそんなに変わりません。
という事で、真冬のうちに色々やっておきます。
春の雨対策に明渠をしっかり作っておく
どんな作物にも言える事ですが、それぞれ適量の水分が必要です。
ニンニクも、成長期に乾いてしまうと玉が肥大しません。
逆に多すぎると根腐れして様々な障害が発生します。
足りない分は散水すればいいんですが、多い場合に備えて排水出来る環境を整えましょう。
という事で、管理機で外周に明渠を掘っていきます。

作物が無い時期に、硬盤層破壊などで浸透性を良くしておくのも大事ですけど、明渠もおろそかにしてはイケマセン。
栽培開始前から栽培は始まっているのですよね。
堆肥散布した箇所の確認
それから、12月頭に堆肥を散布し、中耕した畝の状況を確認していきます。
一ヶ月半の間、2回ほどそれなりの雨は降っているので、土が固まっていないかをチェック。

乳酸菌もみ殻ぼかし・スーパー響土、どちらを散布した箇所もサラサラのままでした。
逆に、中耕だけした箇所はそれなりに固い。
効果はあるようです。
収穫時にどれぐらいの差が出るのか今から楽しみです。