(初心者向け)Gmailの売上情報をスクレイピング-農家のGAS(1)

2024年2月19日

新シリーズ、”農家のGAS”が始まるよー

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スーパーに納品する野菜ですが、自分で袋詰めして値札を貼っています。

近い店舗は直接納品し、遠くの店舗は送りの荷物として出すのですが、在庫管理が結構難しくて。

どこの店舗に何を何個出して、後いくつ残っているのか。

それがわからないと、在庫を目で確認できない遠くの店舗に、次いつ送ればいいのかわからないんです。

それに、どの店舗で何が良く売れるかといったデータも、より求められているところへ良い品を送る目安になります。

ただ、何がいくつ売れたのかは、毎日店舗側から売上情報メールとして届きます。

ですから、何個出して何個売れたかを都度記録して、残りの数を把握する事は可能なんです。

で、今まではエクセルで毎日手で記録して在庫管理していたのですが、正直大変・・・

打ち間違える事もあるし、忙しい時は数日サボってしまって、後からまとめてやるのが面倒になって、結局在庫管理出来なかったり・・・

なんとかしたいなという事で、なんとかします(^^)

Gmailで受信した売上情報をスクレイピングする

売上情報メールは、売れた後決まった時間に届きます。

毎日数回でも、一日分まとめて翌朝でも、そのあたりは申請次第。

私の場合は、12:00・17:00・22:00と、翌朝に前日分の4回。

この文字情報を、スクレイピングすれば良いのではと思います。

スクレイピング:
目的の情報を自動的に抽出して、そのデータを活用する事

ただ、これまでやったことは無いので、どのようにやるのか初心者が1から考えて学んでいく必要があるんですが、時間が貴重な週末兼業農家だからこそ「自動化」「効率化」を、時間を掛けて進めていく必要があるのだと思っています。

限りある時間を、なるべく農業そのものの方に掛けていきたいんです。

という事で、スクレイピングの計画を進めていきましょう。

GmailのスクレイピングをPythonでやるか・GASでやるか

スクレイピングですが、以前農家のIoTで学んだPythonでもやれるようです。

カテゴリ:農家のIoT

ただ、色々調べてみるとGmailの場合は同じGoogleのサービスを使った方が何かと利便性が高い様子。

まぁPythonもまだまだ初学者のレベルですから、無理にPythonにこだわる必要も無さそうなので、GoogleのサービスであるGASを使ってのスクレイピングにチャレンジしてみようと思います。

GAS:

Google Apps Scriptとは、Googleによって開発されたスクリプトプラットフォームである軽量のアプリケーション開発のためのGoogleのワークスペースプラットフォーム。 主にGoogleのサービスを自動化するスクリプト言語である。 

引用元:ウィキペディアより

GASは、要するにGoogleの提供するプログラミング言語で、同じくGoogleが提供するスプレッドシートやGmailなどと連携がしやすいのが特徴。

また連携しやすいだけでなく、調べ物をする際に先駆者たちの情報がたくさんあるのもいいですね。

まずは色々と情報収集から始めて、自分のやりたい事に向けて簡単なところから少しずつグレードアップする、いつものやり方でゴールを目指したいと思います。