パナソニックの食洗機で点滅エラーが出たので修理する
我が家で使っているパナソニックの食洗機、「NP-45VD5」
2012年10月製造となっているので、もうそろそろ10年になりますね。
これが、ある日いきなり動かなくなりました。
「少量」と「強力」のランプが点滅し、何も操作出来ないのです。
説明書を確認してみたところ、エラー一覧に書いてありました。
パナソニック公式Q&Aにも説明があったので、下記も参照。
エラーの原因は、「溢水センサーが水漏れを検知して、異常報知します」との事。
要するに、どこかに水漏れセンサーがあって、それが反応している様子。
そして対処法は、「止水栓または水道の元栓を閉めて、購入店に相談または、修理依頼をお勧めします。」と書いてあるのですが、まずは自分でどうにか出来ないか、試してみましょう。
下に水漏れしているか確認する
水漏れのエラーですから、まずは水道から漏れて床にあふれていないか、確認してみます。
食洗機の下に空間があり、簡単に見る事が出来ます。
見る限り、特に水漏れは無さそうです。
ここに水漏れがある場合、配管やホースに問題があるかと思います。
ということは、食洗機内部で水が溜まっている可能性が高そうです。
ひとまず写真に写っている蛇口を閉めて、作業に影響が出ないようにしてから次へ進みます。
食洗機を取り出す
この食洗機、ビルトインなので、まずはシステムキッチンの中から取り出します。
本体の上下左右に、黒いカバーがボルトでついているので、まずそれらを外します。
このカバーを外すと、食洗機本体の内部を隙間から覗く事が出来ます。
本体を取り外す前に、内部に水が溜まっているかどうか確認してみましょう。
なんだか、うっすらと黄色い水が溜まっている感じですね。
おそらく、白いボックスがセンサーなのでしょう。
原因はなんとなくわかったので、食洗機本体を取り出します。
引きずり出せば、出てきます。
続けて、裏側のカバーを外します。
赤丸部分が、さきほど隙間から覗いて水が溜まっていた部分ですね。
アップで見てみましょう(汚いのは許してね)
水が溜まっているのがわかります。
センサーを外してみましょう。
この電極2本が、水に浸かると電気が通って、水漏れアラームが出るのでしょう。
では何故ここに水が溜まったのか?
調べてみると、原因は色々あるようです。
- 洗剤の入れすぎで、泡が出て溢れた
- 食洗機用以外の洗剤を入れて泡が出て溢れた
- ホースが劣化で裂けた
- 洗剤の残りカスが排水ホースに溜まり、排水不良
- 食器を上に積みすぎて、それを伝って水が漏れる
古い機種だと、ホースに設計上の問題があり、すごく裂けやすかったりするようです。
今回、私の場合はどれに該当するかはわかりませんが、10年近く使っていますので、少しずつ溜まってきたか、残りカスが悪さしたかでしょう。
まぁひとまず溜まった水はしっかり拭き取って、センサーを取り付けてから電源を入れてみました。
エラーは消えて、大丈夫そうです。
これを確認してから、元通り組み立てていきます。
(組み立ててから電源入れて、ダメだと面倒なので)
あと、閉めた水道の元栓を開けるのを忘れないように!
食洗機用庫内クリーナーを使って清掃する
ひとまず動くようにはなりましたが、洗剤カスが溜まっていたなどが原因なら、すぐまたエラーが出るようになるでしょう。
そこで、食洗機の庫内を洗浄する専用のクリーナーを使う事にします。
パナソニックからは、専用のクリーナーが販売されていますね。
これを使って、庫内をキレイにしておきました。
以降、特にエラーも出ず問題無さそうです。
定期的に使っていったほうが良さそうですね。
こうして、自分でも簡単に対処出来ました。
食洗機は毎日使うし、壊れて修理したり買い換えるとかなりの金額なので、ホッと一安心です(^^)