農業も工業も、同じモノづくり
半農半会社員として農業をやっていますが、会社員の方では工業系の技術屋をやっています。
小さい頃からモノづくりが大好きで、将来の夢は「発明家」なんて言ってた少年でした(^^)
機械に携わる仕事をやれて幸せ・・・なんですが、ずっとモヤモヤしていたのが、実際に自分で機械を作れない事。
分業制ですから、製造部は別にあるんですよね。
自分で作りたい。工具を振るいたい。そんな気持ちはずっと持っていました。
実は農業もモノづくりと知った
そんなとき、ある方から「農業もモノづくり」と教わりました。
まだ趣味の範囲で農業をやっていた段階でしたが、すごくピンッ!ときたんですよね。
例えば、農業の栽培スケジュールを一通り書くと・・
計画立てて、準備して栽培開始して、生育チェックして収穫して、販売して次回に繋げる。
これ、工業の世界でよく使うPDCAサイクルと一緒なんですよ。
Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)→→Planへ戻る
もうひとつ、工程表も工業ではよく使います。
1つの案件の、最初から最後までのスケジュールを表にする。
これも農業にそのまま使える・・・
つまり、ずっとやってきた工業の技術と知識が、活用できるって気がついた瞬間、「あ、農業を本格的にやりたい!やれる!!」と思えたんですね。
しかも、ずっとやりたかった「自分で最初から最後まで作る」が出来るって事にも、その時に気が付きました。
そして気がついちゃったので、一歩踏み出してやりだした結果が今です(^^)
農業と工業、両方の知識と経験がどちらにもいい影響を出している
工業の知識と経験が、農業に活かせる。
でも逆もあるんですよね。
農業では自分で作った作物を売る。売るために作る。
いい加減な物は作れないし、どうしたら売れるかも真剣に考えます。
その「思考回路」が、工業にもすごく役立ちます。
実際に作っている製造部の気持ちもわかるし、売る営業部の気持ちもわかる(私は技術部)。
機械のプレゼンをするときにも、そういう気持ちが上乗せされてきます(^^)
とまぁ、何が言いたいかというと、両方やれて楽しく幸せって事です♪
どちらにもいい影響を出して、よりよいモノづくりを続けていこうと思います!!