RaspberryPiを異なるネットワークからリモート接続する(AnyDesk編)
RaspberryPiの遠隔操作(リモート接続)、今回はAnyDeskというサービスを試してみます。
前回のTeamViewerもそうですが、RaspberryPiとWindowsパソコンが別のネットワーク上にあってもリモート接続できるサービスはとても限られてくるので、貴重なこの2つを比較していきます。
AnyDeskをインストール
TeamViewerと違って、とくに会員登録などは不要のようです。
まず、パソコンにAnyDeskをインストールしてみましょう。
パソコン上でAnyDeskの公式サイトを開きます。
![](https://ame-tuti.com/wp-content/uploads/2021/02/iot13-7.png)
右上のダウンロードのページへ行き 、Windowsのアイコンをクリック。
「今すぐ無料でダウンロード」をクリックし、 「Download Version 6」を選択すれば、ダウンロードが始まります。
ダウンロードしたファイルをダブルクリックすると、下のウィンドウが開きます。
![](https://ame-tuti.com/wp-content/uploads/2021/02/iot13-9.png)
右側の、「AnyDeskをインストールする」を選択。
![](https://ame-tuti.com/wp-content/uploads/2021/02/iot13-3.png)
お好きな設定で、「同意してインストールする」
ここまで終わったら、次はRaspberryPi側へのインストールです。
RaspberryPi上で、同じ様に公式サイトを開きます。
![](https://ame-tuti.com/wp-content/uploads/2021/02/iot13-0.png)
右上のダウンロードのページへ行き、RaspberryPiのアイコンをクリック。
それから、「今すぐ無料でダウンロード」をクリックし、「DEB Package (armhf)」を選択すれば、ダウンロードが始まります。
ダウンロード後、ファイルをダブルクリックするだけで、インストールが完了。
(途中、RaspberryPiのパスワード入力があるかも)
インストールが終わったら、AnyDeskを起動し、ウィンドウを開きます。
![](https://ame-tuti.com/wp-content/uploads/2021/02/iot13-6.png)
「This Desk」と書かれた欄に9桁の数字が表示されるので、メモ。
ついでに、自動接続の設定も先に行いましょう。
先程の数字のすぐ下、「Set password for unattended access…」をクリック。
![](https://ame-tuti.com/wp-content/uploads/2021/02/iot13-11.png)
「Security」のタブから、「Unlock Security Setting」をクリック。
![](https://ame-tuti.com/wp-content/uploads/2021/02/iot13-12.png)
「認証」のウィンドウが開くので、RaspberryPiのパスワードを入れます。
![](https://ame-tuti.com/wp-content/uploads/2021/02/iot13-13.png)
「OK」押してウィンドウを消したら、「Enable unattended access」にチェックを入れて、その下の「Set password for unattended access…」をクリック。
![](https://ame-tuti.com/wp-content/uploads/2021/02/iot13-14.png)
リモート接続するときのパスワードを設定します。上下の欄に、同じパスワードを入れます。
(忘れないように!)
![](https://ame-tuti.com/wp-content/uploads/2021/02/iot13-15.png)
再び、パソコン側の設定です。
![](https://ame-tuti.com/wp-content/uploads/2021/02/iot13-10.png)
「ほかのワークスペース」に、先程RaspberryPi側でメモした数字を入れて、「接続」
RaspberryPi側で設定したパスワードを聞かれるので、入力します。
「次回からは自動ログオンする」のチェックは、お好みで・・・
![](https://ame-tuti.com/wp-content/uploads/2021/02/iot13-4-1.png)
これで「OK」を押せば、RaspberryPiの画面がリモート操作出来ます。簡単!
また、標準でRaspberryPiの起動時にAnyDeskも立ち上がるようなので、再起動後もすぐ遠隔操作可能なのがありがたいところですね。
ファイル転送も使えるAnyDesk
TeamViewerでもありましたが、接続した機器同士でファイルのやり取りが可能です。
リモート接続された状態で、下の矢印のアイコンを押します。
![](https://ame-tuti.com/wp-content/uploads/2021/02/iot13-16.png)
ファイル転送画面が立ち上がります。
ファイルのやり取りは、直感的に出来るでしょう。
![](https://ame-tuti.com/wp-content/uploads/2021/02/iot13-17.png)
ただ、なぜか最初にパソコン側 ← RaspberryPi側のダウンロードがうまくできず、エラーになりました。
パソコン側 → RaspberryPi側 のファイル移動をしたり、色々いじっていたら急に出来るようになりました。
(正直、何がキッカケなのかわかりません(^_^;)
AnyDeskの日本語化
・・ここまでやってから、日本語化できることに気が付きました。
AnyDeskを起動し、右上の「設定」から、言語の変更が出来ました。
(下の画像は変更後です)
![](https://ame-tuti.com/wp-content/uploads/2021/02/iot13-18.png)
ここまでの色々な設定も、日本語で見るとわかりやすいですね(^_^;)
最初に気がつけば良かったです。。。
TeamViewerとAnyDeskの比較
どちらもちょっと使っただけなので、長く使えばまた評価も変わると思いますが、「一人で使う」・「RaspberryPiと接続だけ」という条件で考えると・・・
AnyDeskの方が、今のところはいい感じです。
ユーザー登録不要で、動作もなんとなく軽く、いざ有料版を使うにも安い。そんな理由です。
でもまぁ、しばらくは無料範囲の個人利用内で、どちらも使い込んでみます。
良かった方の有料版を購入してみようかな?
また気が向いたら報告します(^^)