ニンニク栽培記2019(11)_暖地系・春の管理1回目
ニンニクは暖地系・寒地系と品種が分かれますが、休眠しない暖地系はひと足早い管理が必要です。
気温・地温が上がってくる3月から、収穫期の5~6月までの間の管理が重要になってきます。
暖地系ニンニク・春の管理1回目
3月初旬を目安として、1回目の管理を行います。
まず追肥として、畝間に乳酸菌もみがらぼかしをたっぷりと散布。
その上から、深耕鍬(土起こし器)で畝間を中耕し、除草も兼ねて土中に酸素を送っていきます。
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畝間の土が柔らかくなったら、今度は畝へ土寄せします。
レーキで乳酸菌もみがらぼかしを掻き込むように、ニンニクの根元へ土を寄せていきましょう。
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この作業で、畝の中耕と根元の除草、かつ倒伏防止にもなります。
このように、追肥・中耕・土寄せを1セットで同時に行うと、効率がいいですね。

無事、1回目の管理が終了しました。
ここから、玉の肥大化を促進させる為に、葉面散布と即効性のあるカルシウムの土壌潅水を次回行っていきます。