冬季でも日照時間が生育に影響するーニンニク栽培記2021-22(12)
2022年の3月中旬は、記録的な暖かさになりました。
我が静岡でも、25度の夏日になった日もあり、ニンニクの生育も一気に進んでいます。
しかし、畑を見てみると、生育にバラツキが結構あるのですよね。
日照時間の差が生育に影響する
まず、いい感じに育っているエリアの状況がコレ。
茎の太さもいい感じで、葉もよく育っています。
対して、なんだか頼りない感じに育ったエリアが下の写真。
明らかに、茎が細いです。
同じ畑で、ほんの数mしか違わないのに、ここまで差が出ているのですよね。
実はこの生育不良エリア、すぐ横が建物でして。
太陽光の角度が浅い冬場では、もろに日陰になりやすい場所なのです。
冬季間にはほとんど管理もいらず、生育も最小限なニンニクですが、それでもこれだけの差が出ています。
特に暖地系ニンニクですから、ある程度の日照時間は大事になってくるという証拠ですね。
最終的にどこまで生育に差が出るかわかりませんが、商品にならない程度であれば、無理にこのエリアは植えなくてもいい気がします。
しばらく、生育の様子を見守るとしましょうか。