冬場に農機のメンテナンスをやっておこう!

冬の間は、あまり土を動かすこともないので、農機もほとんど使っていません。

休止期間も長くなるので、こういうときにまとめてメンテナンスしておくようにしています。

農機の使い終わり時には、必ずガソリンを使い切ろう

まず、農機を壊さない為にやっておくことの代表としては、ガソリンを残さない事でしょうか。

明日・来週使うよ!・・って確定しているならまだいいかもですが、習慣化しておいた方が良いです。

というのも、ガソリンは時間経過で劣化し、腐ります。

エンジンやキャブレターに腐ったガソリンが入ると、深刻なダメージを与えます。

エンジンがかからないだけならまだしも、最悪再起不能に・・

ですので、ガソリンを使い切って終わるのが大事なのです。

まぁ、毎回タンク内まで空っぽにするのは大変なのですが、だいたい農機にはガソリンの供給を止めるコックがついていますから、エンジンを回したままコックを「閉」にすれば、そのうちガス欠でエンジンが止まります。

これをやっておくだけで、トラブルはかなり防げます。

一番つかうヤンマーの耕運機MK7は、さらにキャブレター内のガソリンを白丸部のレバーを引くだけで簡単に抜けるので、楽ちんです。

長期間使わない場合は、さらにそこからタンク内のガソリンを抜いておけば確実ですね。

この写真のは、もう40年物にもなる自動深耕機。

メンテさえしっかりしておけば、農機は相当頑丈です。

中央に、「長期保管時燃料抜」とラベルも貼ってあるので、わかりやすくて良いです。

まぁ、これは冬にやるメンテナンスではないですが、一応解説しておきます。

オイルの量を確認して、補充する

もうひとつ大事なのが、各部のオイル。

エンジンオイルやミッションオイルですね。

本当は運転前に毎回チェックするべきなのですが、そこまでマメにやれていません(^_^;)

そこで、年に数回は農機まとめてチェックしています。

写真の下側がエンジンオイル。

上側が、ミッションオイルです。

説明書に規定量とオイルのグレードが書いてあるので、それを見て減った分は足しておきます。

オイルが切れると、これも深刻なダメージを与えますから、気をつけましょう。

自動車と同じく、適正量がわかるゲージ付きのもありますね。

他にも、エアクリーナーやクラッチワイヤーなど、メンテが必要な物もいくつかありますが、最低限ガソリンとオイルさえしっかり管理しておけば、再起不能なほど壊れることはほとんど無いと思います。

 

いざという時に動かせないと、栽培スケジュールも狂いますから、こういった農機のメンテナンスもしっかりと行っておきたいですね!