オクラ栽培、後半戦!
夏野菜の代表格、オクラ。
品種にもよりますが、だいたい10月ぐらいまでが収穫期間です。
9月に入りましたので、栽培も後半戦に入ります。
出荷の為のオクラ栽培は初めてですので、今年は色々な事に挑戦して来年にもしっかり繋げていきたいと考えています。
という事で、後半の栽培管理をどうするかまとめてみました。
オクラ後半戦、追肥はどうするか
毎日毎日、凄い勢いで成長するオクラ。
長期戦を戦い抜くには、放置という訳にはいきません。
秋に向けて日照時間も短くなってくるので、まずは光合成促進の為、葉面散布は雨が降らない限りはなるべく行います。
そして、化学肥料による追肥は避け、いつも通り微生物豊富な土壌作りを心がけていきます。
10日ごとに乳酸菌もみがらぼかしの追肥と中耕を行い、微生物と酸素の供給をする事で、好気性微生物が活発化。
病気の原因となる悪玉菌を抑え込んでくれたり、植物が吸収しやすい状態の栄養を作り出してくれます。
ですので、土中の微生物性を上げていく事も、立派な追肥なんですね。
オクラの摘心をして切り戻す
”切り戻し”と”摘心”という栽培技術があります。
一番先端の、成長している部分。
これを切り落とす事を”摘心”
摘心すると植物は成長する場所が無くなってしまうので、慌てて脇芽を出して別の成長点を作ります。
元の長く伸びている側を短く切り落とす事を”切り戻し”といい、摘心と合わせて作物を若返らせる効果があります。
オクラはすごく縦に長く育つ作物なので、切り戻せばまた低くなり、実を収穫しやすくなるという意味合いもあるようですね。
ただ、オクラ栽培の大先輩に聞いたところ、所属農会でもあまりやっている人はいないそう。
1本仕立てで、最後まで収穫するのが基本スタイルみたいです。
でも、今年の栽培はチャレンジの年と決めていますので、せっかくだから何本かは切り戻してみようと思います。(いきなり全部やるのは、失敗した時のリスクが大きい!)
まずオクラの先端を摘心する
最初に、先端の成長点を摘心します。
つぼみ全部を落とした方がいいのか悪いのか、そこはわからなかったので、いくつか残すことに。
つぼみが残っていれば、収穫も続けられるという下心も(^_^;)
これで、脇芽が茎の下の方から出てくるはずです。
ただし、オクラは高い気温を好む植物。
あまり気温が低くなってから行うと、うまくいかないそう。
摘心したのは盆明け少し経ってから。
今年は残暑も厳しいので、大丈夫とは思います。
だいたい半分ぐらいの株を摘心、しばらくは様子を見てみましょう。
うまく脇芽が出て若返るといいなー!!