雑草が絡みつかないトラクターでのすき込みーニンニク栽培記2023-24(3)
今月末に植え付けを予定しているにんにく。
圃場の準備を進めていきましょう。
まずは、雑草をすき込みしていくのですが、ある程度長い雑草だとトラクターのロータリーに絡みついてしまうんですよね。
それを取るのが面倒だし、あと長いままだと土に還るまでも時間がかかる。
そこで、色々調べてみた方法を今年は試してみる事にします。
車速は速く・ロータリーは遅く
いきなり雑草を土にすき込むのではなく、2段階に分けて実施します。
まず最初は、雑草を根っこからなぎ倒します。
根が抜けて倒れれば良いので、ロータリーは一番遅くします。
深さも、土の表面をロータリー刃が走る程度まで。
そして、車速は4~5km/hとかなり速くします。
通常の耕耘作業の倍程ですね。
これで、一気に雑草をなぎ倒していくと、ほとんどロータリーには絡みません。
一列終わるたびに、ロータリーを高速にして空回しすると、少し絡んでいた雑草も吹き飛び、ほぼ手で取る必要は無いぐらいですね。
端っこあたりにちょっと残る程度。
という事で、あっという間になぎ倒し完了。
車速が早いので、1時間も掛かってません。
雑草、ただ倒れただけのように見えますが、手で取ってみると、根っこごとちゃんと抜けています。
ロータリーに軽く絡んで、根っこごと引き抜いて、でも車速が早いからすぐ落ちていったのでしょう。
後は、この雑草がある程度枯れたところで本格的にすき込めばいいでしょう。
枯れていれば、ロータリーに絡むことなく粉砕できるはずです。
2回に分ける手間はありますが、多分この方が土に還るのも早いだろうし、トータルの時間も短い感じです。
天気を見ながら、今週中にやりたいところですね。