農機具のタイヤ交換は超簡単!自分でやってみよう
うちの農機具の中で、エースは間違いなく自動深耕機です。
元々茶園管理用で、40年も前の機械ですが、これの代わりになる機械が無いのですよね。
という事で、今回も出動!縁石乗り越えて畑に入るぜ!!・・・と思ったら、ブシューーって音がして、パンクしちゃいました(T_T)
自動深耕機無くては本当に困るので、パンク修理に初チャレンジしてみます。
相変わらず、機械をバラす時はかなりウキウキな私です(^^)
農機具のパンク修理をDIYで行う
まずは外側のカバーを外していきます。
実にシンプルな構造、だけどガッチリしています。
さすがに40年も使い続けられるだけの事はありますね!
なお、この自動深耕機は茶園管理用として作られています。
ですので、狭いお茶とお茶の木の間を進んでも、エンジンや回転部に木が当たらぬようカバーがついている訳です。(と、知り合いの農機具屋さんに教えてもらいました)
私の場合は茶園では使いませんから、排熱の為にもカバーは回転部だけで良さそうです。
農機具をバイクジャッキで上げてタイヤを外す
続いて、タイヤを外す為に本体を持ち上げる必要がある訳ですが、ここで役立ったのがバイクジャッキでした。
訳あって、たまたま物置に眠っていたバイクジャッキ。
小型の農機具をメンテナンスするにちょうど良いサイズでした(^^)
本体を持ち上げて、タイヤが浮いたらボルトを外します。
たかだかM8のボルト4本で止まっていました。
農機具用のタイヤとホイールの構造
続いてホイールからタイヤを外しますが、乗用車とかのホイールの場合、専用の機械が無いと出来ない作業です。
それが、農機具のタイヤとホイールの多くは、簡単に外れる構造になっていました。
ホイールが二つ割りになっており、ボルト4本で止めてあるだけなんですね。
これなら、簡単にホイールからタイヤが外せます。
耕運機・管理機・小型トラクターなど、だいたの小型農機具はこの構造のようです。
なお、チューブはタイヤの中に収まっているだけなので、引きずり出してどこがパンクしていたのか確認してみます。
ちょっとした穴なら、自転車のチューブと同じように補修しようかな・・なんて思いながら。
と思ったらコレですよ!
チューブのバルブ部分が、根本から剥がれてしまっています。
これはさすがに直しようがないので、チューブを新しく注文しましょう。
チューブに仕様が書いてあります。
“3.50-8 OKADA"と書かれています。
断面幅が3.5インチ、リム径8インチのタイヤ用チューブです。
このあたりのサイズ表記は様々あるので、自分の農機具に合わせて調べてみましょう。
外部リンク:タイヤサイズの見方
で、同じ物を頼もうと思ったのですけど、もうその会社では作っていないようでした。
なので、同じサイズのダンロップ製チューブを購入します。
バルブの形状は、元と同じ(と思った)直立型のTR13を選んでいます。
新しいチューブでタイヤを組む
タイヤの中をキレイに拭き上げ、チューブを入れます。
少ーしだけ空気を入れると、入れやすいです。
ホイールを外した時の逆手順ではめていきます。
・・・が、ここでやらかしました!
バルブが根本まで入りません!!
元のチューブは根本まで金属でしたが、新しいチューブはよく見るとバルブにゴムがついており、その分太くなっているのですよね。
ただ、元のチューブと同じような構造の物を探したけれど見つからないので、ホイール側をちょっと加工しちゃいます。
穴を棒ヤスリでゴリゴリ削って、ちょっと穴を広げて無理やり入れちゃいました(^_^;)
1mm程度削るだけでしたので、強度的にも支障無いでしょう、多分。
後はホイールを元通り組み立て、規定圧の空気を入れ、本体に組み付けて完了です。
チューブは1本1000円程度。
実にお手軽に直ったので良かったです(^^)
古ーい農機具になると、同じ仕様の物が手に入らない可能性も十分ありますから、長く使うためにはメンテナンスも欠かさずにやっていかないと駄目ですね!
このサイズのタイヤも、普通には手に入らないので、早め早めに対策をするようにしていこうと思います。