2019-2020年の、ニンニク栽培・販売結果まとめと、来年への目標

2019年の9月に植え付けし、2020年の5月に収穫したニンニク。

おかげさまで、玉での販売は全て終了。全て売り切れました。

残りは黒ニンニクへの加工中ですが、区切りも良いのでここで一度栽培結果を振り返ってみます。

前期と比べて

2018-2019年に、初めてニンニク栽培を行いました。

その時、販売したサイズ(収穫時ではなく)の割合が・・

・L玉:1割
・M玉:4割
・S玉:5割

こんな感じでした。

正直、Sサイズは商品としての価値がほとんどなく(1片が小さすぎて、料理に使いづらいのかな?)、2~3個を1ネットに入れて、さらにM玉1個より安くしてようやく売れているような状況でした。

それを踏まえて、今期の目標を「Mサイズ以上を50%以上」に設定しています。

ニンニク栽培記2019(11)_今年の収穫目標

そのための対策として、収穫後に「土の排水性と微生物性の向上」を心がけ、栽培方法も改善してきました。

で、その今期の(販売)結果は・・

・L玉:5割
・M玉:5割
・S玉:ごくわずか

目標クリア、それどころかあきらかに良くなりましたね(^^)

改善の結果がちゃんと出て、とても嬉しいです。

スーパーでの販売も、明らかにL玉の売れ行きが良かったですね。

大きい方が好まれるのが、改めて証明されました。

ただ、歩留まり(植えた数に対して収穫・販売できた数)が結構悪かったのが残念でした。

来年以降の目標

農業の師匠からは、「環境に左右されず、年々良くなるような栽培をしないと駄目だ」と教わっています。

土の地力を使い果たし、さらには農薬や化学肥料を過剰に散布し、年々悪い結果になるようでは農業として成立しないと。

という事で、今年も緑肥の栽培や植え付け後の管理方法の改善など、よりよい栽培を目指して管理を進めていきます。

あと、栽培面積も数倍に広がるので、その上での目標として・・

<今までの畑>
・L玉:7割
・M玉:3割
・歩留まりの2割向上

<新しい畑>
・L玉:5割
・M玉:5割

このあたりを目標に、どのように改善していくか、しっかり計画を立てていこうと思います(^^)