丈夫でコスパの良いパイプ小屋を自作する(7)-屋根の末端処理-

2020年6月14日

<前回まで>
・税金も申請も不要な農作業小屋をパイプで自作する
・柱に重量ブロックの重りを固定する
・重量ブロック部を土中に埋めて、同じ高さで柱を8本垂直に立てる
・横梁用のパイプの取り付け
・屋根の取り付けと横梁用パイプの修正
・ビニール固定用のビニペットをパイプに固定する(側面のみ)

<今回>
・末端処理をして、屋根の完成まで

パイプ小屋のDIY、屋根完成まで
今回はここまで作ります

屋根の末端を連結して強度を上げる

屋根は形にはなっていますが、4本それぞれが独立している状態です。

これを連結することで強度を上げ、ビニールも張りやすくします。

パイプ小屋の屋根を連結する
連結前の状態

25mmパイプをT字に繋ぐ継手には、差し込み式のTバンドを使いました。

ビニールを張る事を考えて、出っ張りを極力無くすならこれが良いかなと。

パイプを挟んで、穴に差し込んでいきます。

差し込み式Tバンドを使う

ただ、この差し込み式Tバンド、そのままでは抜けてしまうので、タッピングビスで固定します。

使うビスは、以前も紹介したように、4mmの短いタッピングビスで良いでしょう。

パイプ用継手をタッピングビスで固定する

全ての継手が絶対に抜けないよう、ガッチリ止めていきます。

屋根の末端にパイプ固定完了

片面の、屋根の端部処理が完了。

もう片面はひさしを長くしていたので、作業に苦戦しました(^_^;)

長いひさしにもパイプを固定
長いひさしにもパイプを固定

揺らしてみても、明らかに頑丈になりました。

屋根同士が連結されたからでしょう。


だいたい小屋らしい形になってきましたね。

次回は妻面と裏面の仕上げ、そしてドア作りまで書ければいいなと思っています。