水道の配管を延長するーパイプ小屋の拡張大作戦(8)

今回拡張しているパイプ小屋は、もみがらぼかしの仕込み用です。

そうなると、水分調整用の散水が必須になりますが、せっかくなので小屋の中まで水道を引き込みましょう。

これまでの仕込み小屋では遠くからホースで引いていましたが、案外面倒だし冬場ホース内が凍結すると厄介でしたので、そのあたりを解消したかったのです。

地中の水道管から延長する

拡張前のパイプ小屋。ここまでは地中を通して水道管を延長してあります。

将来的に拡張するつもりだったので、あらかじめ分岐しやすいように継手とキャップで末端部を処理しておきました。

以前作業した時の末端部

詳しくは、以前の記事を参照して下さい。
めっちゃ丁寧に水道延長について解説しています(^^)

ビニールハウスに電気と水道を引き込む(3)_水道管を分岐して埋設する

埋設してあった末端部を傷つけないよう、掘り起こします。

掘り起こしたら、水道の元栓を閉め、近くの蛇口を開けて配管内に残った水と残圧を必ず抜いておきます。

これをやっておかないと、末端部のキャップを外した瞬間に水が噴水のように吹き出しますので。

なおこのあたりの作業は、ちょっと色々時間がなくて慌てていたので、写真全然撮っていません(-_-;)

残圧が抜けたら、キャップを取り外して延長していきます。

出来上がったのがこちら。

さっきの写真の反対側から撮影

キャップからの分岐は、まずTS継手を使用。

そこからVP13の塩ビパイプを短く切り接着剤で接続。

90度エルボで上に90度ふり、また塩ビパイプで適当な高さまで延長。

ボールバルブで止めておきたいので、ネジのついたバルブソケットを使います。

最後の末端部は、ワンタッチでホースが取り付けられるよう、ホースジョイントのネジニップルを直接バルブにねじ込みます。

掘り返した土を埋め戻せば配管作業は終了ですが、水栓柱をケチって塩ビパイプそのもので立ち上げているので、安定感が皆無です。

苦肉の策として、単管パイプを地中に打ち込み、それにバンドで固定しちゃいました。

余った単管パイプを使っているので、ほぼタダ。工夫ひとつでお安く済むなら、それもよかろうなのです(^^)

防草シートの押さえピンをテープで保護する

めくりあげた防草シートを戻している時に、ふと思いついた事があったので即実行。

ぼかし仕込み用の小屋なので、使い始めたら防草シートの上にもみがらを大量に積み上げて、スコップで撹拌する必要があります。

その時に、防草シートを押さえているピンがスコップに当たらぬよう、補修用テープで隠しちゃいました。

こんなちょっとした工夫が、きっと使い勝手に影響してくるので大事です(^^)

これで、地面側も全て完成しました。

なお、以前溶けた部分は、全て補修テープで直しています。

全て貼り直すのはさすがに面倒だった・・・

 

次回は、壁を貼り終える前に換気と出入り口の事を考えていこうと思います。