あめつちニンニク栽培記17-春の追肥

2019年6月11日

前回、中耕して土の排水性向上と雑草のすき込みを行いました。

 参考記事|あめつちニンニク栽培記16-春の中耕

続いては、追肥を行います。

一般的には、ニンニクは肥料食いと呼ばれ、大玉にするには大量の肥料が必要と言われています。

しかし、実際には化学肥料を多くすると、カビ由来の病気が多くなり、未熟な有機肥料を多くすると有機物の分解に数年かかり、連作障害を引き起こしたり、害虫を呼び寄せます

そうではなく、土に酸素を多く含ませる事により、微生物が活発化。その微生物達の働きにより、ニンニクは大玉へと成長します。

そのためには、以下が重要です。

  • 酸素を取り入れる為の中耕を行う
  • 排水性と保水性を両立させる為、乳酸菌もみがらぼかしを追肥する
  • マルチがあると中耕も追肥も出来ない
  • 光合成を活発化させる為、玄米アミノ酸酵素液の散布をこまめに実施

もみがらぼかしをたっぷりと与え、土と混ぜていきます。

その後は、玄米アミノ酸酵素液500倍を散布し、光合成も活発化させていきましょう。

また、ニンニクは加湿を嫌いますが、同時に乾燥にも弱い。

ですので、あまりに土が乾く時は散水も必要です。

春の二ヶ月が重要ですので、しばらくは注意して観察しながら、手入れを進めていきます。